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● 基本アプリケーション

PQzII


 PQzIIはWM5用に作成されたKeyboard Helperで、IMEのON/OFFや予測候補の選択、CTRL/ALTキーの割り付けなど、様々な機能を持っており、HTC Universalでは必須のアプリケーションです。

 PQzIIの本家サイトは
英国だったじいさまのサイトです。
インストール方法や使用方法は、こちらに詳しく書かれております。
 ですが、非常に有用なアプリケーションですので、私も以下に書いておきます。

 このページはPQzII Ver0.0.7に基づいて書いております。


  1 インストール
  2 設定画面
  3 タスクバーのアイコン表示
  4 IMEのON/OFF、ATOKによる日本語変換
  5 "CTRL","ALT"キーの割り付け
  6 SIPの指定
  7 システム機能のボタン割り付け
  8 クリップボード履歴
  9 タスクマネージャー
 10 シンボル文字入力
 11 OKボタンによるタスク終了
 12 特殊ボタン、プログラムボタンへのアプリケーションの割り付け
 13 ボタンへのアプリケーションの割り付け
 14 ボタンへのSettingの割り付け
 15 ボタンへの電話番号の割り付け
 16 定型文入力機能
 17 文字コードの変更
 18 設定中で使用可能なKey/Code
 19 バックアップ



1 インストールINDEX

 ダウンロードしたファイルを解凍すると"PQzII.exe"を初めとする複数のファイルやフォルダが現れます。

PQzII Def Key.ini
Res 16_Button.bmp (QVGA用)
PQzII.exe 16_System.bmp (QVGA用)
PQzII_Phone.exe PQz_Default_QVGA.bmp (QVGA用)
PQzII_Setup.exe 32_Button.bmp (VGA用)
PQzII_Task.exe 32_System.bmp (VGA用)
HistINI.dll PQz_Default_VGA.bmp (VGA用)
LoadINI.dll

 これらのファイル、フォルダをそのままHTC Universalの適当なフォルダにコピーするとインストール完了です。
BMPファイルはVGA用かQVGA用か、デバイスにあったファイルだけコピーすればいいです。
 さらに、"\Windows\StartUp"に"PQzII.exe"のショートカットを作成すると常駐させることができます。



2 設定画面INDEX

 PQzIIを起動するとタスクバーに白いアイコンが表示されます。



 この時点では、まだアイコンのデザインのファイルが指定されてないので無地のアイコンです。
 このアイコンをタップ&ホールドするとメニューが表示されます。



 このメニューから"Setup"を選択すると、設定画面が表示されます。



 以下、全ての設定はここから行われます。



3 タスクバーのアイコン表示INDEX

 PQzIIのアイコンは、IMEのON/OFFの状態、CTRL,ALTキーの状態を示します。

 設定は"Icon"のタブを選択します。



Use this function アイコンの表示/非表示を決定します。
アイコンを非表示にした場合、設定画面を表示するには"PQzII_Setup.exe"を起動します。
BMP アイコンのデザインのファイルを選択します。
標準ファイルの"PQz_Default_VGA(QVGA).bmp"か、自分で作成したファイルを選択します。
ICON POS アイコンの表示位置を決定します。
ポートレートとランドスケープとでそれぞれ別に設定します。



4 IMEのON/OFF、ATOKによる日本語変換INDEX

 これを目的としてPQzIIをインストールする人も多いと思います。

 設定は"IME"のタブを選択します。



IME IMEをON/OFFするボタンを決定します。
このボタンを押すとIMEのON/OFFが切り替わり、アイコンもそれに応じて切り替わってON/OFFを知ることができます。
IME OFFIME ON
アイコンをタップしてもIMEのON/OFFが切り替わります。
Shift+CURSOR ATOKによる予測候補の選択、確定を行う方法を決定します。
YESShift + Left/Right で予測候補から選択 Shift + Down で候補を確定
NO予測候補を選択しない
NO SHIFTLeft/Right で予測候補から選択 Down で候補を確定



5 "CTRL","ALT"キーの割り付けINDEX

 HTC UniversalにはCTRLキーもALTキーもありません。
 PQzIIを使えば任意のボタンをCTRLキー、ALTキーとして使用することができます。

 設定は"CTRL/ALT"のタブを選択します。



 この図の例では、CTRLに"WIN"キーを、ALTに"SYM"キーを割り付けています。

WINキーを押す度に Normal ←→ CTRL と切り替わります。
SYMキーを押す度に Normal ←→ ALT と切り替わります。

"Use CTRL+ALT"がチェックされていると、CTRLとALTとの両方がONとなっている状態にもなります。



 この図の例では、CTRLとALTとの両方に"WIN"キーを割り付けています。

WINキーを押す度に Normal → CTRL → ALT と切り替わります。
"Use CTRL+ALT"がチェックされていると、
Normal → CTRL → ALT → CTRL+ALT と切り替わります。



6 SIPの指定INDEX

 ポートレートとランドスケープとではデバイスの使い方が違うので使用するSIPを変えたいものですが、PQzIIでは自動的にSIPを切り替えます。

 設定は"CTRL/ALT"のタブを選択します。



 この図の例では、ポートレートではLetter Recognizerに、ランドスケープではKeyboardに切り替わります。

 



7 システム機能のボタン割り付けINDEX

 PQzIIでは、ソフトリセット等のシステム機能や、タスクマネージャー等のPQzIIの機能をボタンに割り付けることができます。

 設定は"System"のタブを選択します。



 割り付けられる機能は以下の通りです。

アイコン名前機能 
Close現在のタスクを閉じる 
Close All全てのタスクを閉じる 
Rebootソフトリセット 
Suspendサスペンド 
OKOKボタン 
TodayTodayを表示 
Startスタート 
Historyクリップボード履歴PQzIIの機能 8 クリップボード履歴
TaskタスクマネージャーPQzIIの機能 9 タスクマネージャー
Symbolシンボル文字入力PQzIIの機能 10 シンボル文字入力
SetupPQzIIの設定PQzIIの機能

 この機能を使用するときは"Use this function"にチェックします。
 リスト中の割り付ける機能を選択して"EDIT"ボタンをタップするとKeyとCodeとを入力するウィンドウが現れますので、割り付けるボタンを決定します。



 この図の例では"Close"に"CTRL"+"X"を割り付けており、"CTRL"+"X"を押すと、そのときに開いているタスクを閉じます。
この場合の"CTRL"は、前述の「
5 "CTRL","ALT"のキー割り付け」で割り付けたボタンです。



8 クリップボード履歴INDEX

 クリップボード履歴を開くには、前述の「
7 システム機能のボタン割り付け」で割り付けられたボタンを押します。



 "Up","Down"で選択して"Enter"で確定すると、選択されたクリップボードの内容がカーソル位置に貼り付けられます。
 履歴は最大9個まで記憶しています。


9 タスクマネージャーINDEX

 設定は"Window"のタブを選択します。



タスクマネージャーの設定は以下の2つです。
設定項目チェックされたときの動作
Swap 'DEL' <-> '=' key"DEL"ボタンと"="ボタンの機能を逆にする
Show Desktop IconタスクマネージャーにDesktopを表示する
タスクマネージャーによりDesktopを選択することが可能となる


 タスクマネージャーを開くには、前述の「
7 システム機能のボタン割り付け」で割り付けられたボタンを押します。



タスク切り替え(1)"Left","Right","Up,"Down"でフォーカスを移動して"Enter"で選択
タスクマネージャーは終了
タスク切り替え(2)数字ボタンで選択(左から順に"1"〜"9"まで割り振られる。"0"は次の行)
タスクマネージャーは終了
タスク終了(1)"Left","Right","Up,"Down"でフォーカスを移動して"DEL"(*)で終了
タスクマネージャーは終了
タスク終了(2)"Left","Right","Up,"Down"でフォーカスを移動して"="(*)で終了
タスクマネージャーはそのまま
タスクマネージャーの終了"OK"ボタン
  (*)設定の"Swap 'DEL' <-> '=' key"にチェックされてない場合の動作。
  チェックされている場合は"DEL"と"="の機能が逆となる。


 タスクマネージャーでは、一つ一つのタスクについて、終了禁止、非表示等の設定をすることができます。
"C"終了禁止のフラグをセット("C"マーク)"DEL"や"="が押されても終了しません。
"H"表示/非表示のフラグをセット("H"マーク)この時点では"H"マークが付くだけです。
"M"表示/非表示の切り替え"H"マークの付いたアイコンは非表示となります。
もう一度"M"を押すと再び表示されます。
"R"タスクマネージャの再表示 

 タスクマネージャーに表示される文字のフォントは、設定の"Font"のタブで変更することができます。





10 シンボル文字入力INDEX

 設定は"Window"のタブを選択します。



シンボル文字入力の設定は以下の通りです。
Symbol Window入力可能な文字
初期値では"!"#%&'()*+,-./:;<=>?@[\]^_{|}"
ユーザの必要とする文字を好きな順番で並べることができます。


 シンボル文字入力を開くには、前述の「
7 システム機能のボタン割り付け」で割り付けられたボタンを押します。



文字の選択(1)"Left","Right","Up","Down"でフォーカスを移動して"Enter"で選択
文字の選択(2)数字ボタンで選択(左から順に"1"〜"9"まで割り振られる。"0"は次の行)
シンボル文字入力の終了"OK"ボタン

 シンボル文字入力に表示される文字のフォントは、設定の"Font"のタブで変更することができます。





11 OKボタンによるタスク終了INDEX

 通常、キーボードのOKボタンを押したときには最前面のタスクが隠れるだけですが、PQzIIでは、OKボタンを押したとき、タスクを実際に終了させるように設定することができます。
 設定は"Window"のタブを選択します。



 "Use OK button(Task Close/All)"にチェックすると、以下のように機能します。
OKボタンを押す(Push)最前面のタスクが終了する
OKボタンを長押しする(Hold)全てのタスクが終了する



12 特殊ボタン、プログラムボタンへのアプリケーションの割り付けINDEX

 PQzIIでは、特殊ボタンやプログラムボタンを押したときに特定のアプリケーションを起動させることができます。
 設定は"Button"のタブを選択します。



 この機能を使用するときは"Use this function"にチェックします。

 特殊ボタン、プログラムボタンは以下の通りです。
アイコンボタン
オフフック
左メニューボタン
プログラムボタン1(コンタクト)
プログラムボタン2(ビデオ電話)
右メニューボタン
オンフック
プログラムボタン3(カメラ)
プログラムボタン4(録音)
バックライトボタン

 それぞれのボタンは、通常押し(Push)と長押し(Hold)の2通りの割り付けが可能です。
 リスト中のボタンを選択して"EDIT"ボタンをタップすると、NameとParamとを入力するウィンドウが現れますので、割り付けるアプリケーションのファイルパスとパラメータとを入力します。




 割り付けられていないボタンは、"Setting"(コントロールパネル)の"Buttons"で設定された動作を行います。



13 ボタンへのアプリケーションの割り付けINDEX

 PQzIIでは、キーボードのボタンを押したときに特定のアプリケーションを起動させることができます。
 設定は"Program"のタブを選択します。



 この機能を使用するときは"Use this function"にチェックします。

 追加するときは"ADD"ボタンを、すでに割り付けられたボタンを編集するときは"EDIT"ボタンをタップすると、Key/Code、Name、Paramを入力するウィンドウが現れますので、Key/Codeと割り付けるアプリケーションのファイルパスとパラメータとを入力します。





14 ボタンへのSettingの割り付けINDEX

 PQzIIでは、キーボードのボタンを押したときに"Setting"(コントロールパネル)を起動させることができます。
 設定は"Setting"のタブを選択します。



 この機能を使用するときは"Use this function"にチェックします。

 追加するときは"ADD"ボタンを、すでに割り付けられたボタンを編集するときは"EDIT"ボタンをタップすると、Key/Codeとコントロールパネルのリストのウィンドウが現れますので、Key/Codeと割り付けるコントロールパネルを選択します。





15 ボタンへの電話番号の割り付けINDEX

 PQzIIでは、キーボードのボタンを押したときに電話をかけることができます。
 設定は"TEL"のタブを選択します。



 この機能を使用するときは"Use this function"にチェックします。

 追加するときは"ADD"ボタンを、すでに割り付けられたボタンを編集するときは"EDIT"ボタンをタップすると、Key/Code、Name、TELを入力するウィンドウが現れますので、それぞれを入力します。
 "Contact"ボタンをタップするとアドレス帳に登録されている一覧が表示され、その中から選択することができます。



 "Disable dial except TODAY"がチェックされていると、TODAY画面が表示されているときだけこの機能が有効になり、電話をかけることができます。


16 定型文入力機能INDEX

 PQzIIでは、定型文を選択して文章に入力する機能があります。
 設定は"Text"のタブを選択します。



 この機能を使用するときは"Use this function"にチェックします。

 追加するときは"ADD"ボタンを、すでに入力された定型文を編集するときは"EDIT"ボタンをタップすると、定型文を入力するウィンドウが現れて編集できます。



 この機能を起動するためのボタンを"Key/Code"から選択します。この図の例では"ALT"+"T"です。


 文章入力中にこの機能を起動すると(この図の例では"ALT"+"T"で起動)、定型文のウィンドウが表示されます。



 "Up","Down"で選択して"Enter"で確定すると、選択された定型文がカーソル位置に貼り付けられます。



17 文字コードの変更INDEX

 PQzIIでは、キーボードのボタンの文字コードを変更することができます。  設定は"Code"のタブを選択します。



 この機能を使用するときは"Use this function"にチェックします。

 追加するときは"ADD"ボタンを、すでに割り付けられたボタンを編集するときは"EDIT"ボタンをタップすると、InとOutとでKey/Codeを入力するウィンドウが現れますので、Inに押すボタンを、Outにそのとき出力される文字コードを入力します。



 この図の例では、"ALT"+"2"を押すと"c"が入力されます。
 キーボードの配列を変更する場合などに使えます。



18 設定中で使用可能なKey/CodeINDEX

 PQzIIでは多くの設定でボタンを指定します。



 その設定は図のように"Key"と"Code"との両方(または"Code"だけ)をそれぞれ選択し、その2つのボタンを組み合わせることで指定した機能が起動します。

 "Key"には次の3つの選択肢があります。
Key 
none使用しない。"Code"のボタンだけで機能が起動する。
CTRL5 "CTRL","ALT"のキー割り付け」で割り付けたボタン
ALT5 "CTRL","ALT"のキー割り付け」で割り付けたボタン

 "Code"は次の表のようにキーボードから選択します。
Code(Char)Code(Hex)キーボード備考
A 〜 Z0x41 〜 0x5AA 〜 Z
0 〜 90x30 〜 0x390 〜 9
-0xBD-
=0xBB=
,0xBC,
.0xBE.
CANCEL0x03JASJARに無し
BACK0x08DEL
TAB0x09TAB
CLEAR0x0CJASJARに無し
RET0x0DENTER
SHIFT0x10 JASJARには Shift Key はありますが、Codeを出力しないので選択しても機能しません。
CTRL0x11JASJARに無し
ALT0x12JASJARに無し
PAUSE0x13JASJARに無し
CAPS0x14CAP LOCK
ESC0x1BJASJARに無し
SPACE0x20SPACE
PRIOR0x21JASJARに無し
NEXT0x22JASJARに無し
END0x23JASJARに無し
HOME0x24JASJARに無し
LEFT0x25
RIGHT0x27
UP0x26
DOWN0x28
INS0x2DJASJARに無し
DEL0x2EJASJARに無し JASJARの DEL Key はBACKのCode(0x08)を出力します。
WIN0x5BWIN
APPS0x5DJASJARに無し
SYM0x7ASYM
TEL10x72オフフック
TEL20x73オンフック
BAR10x70BAR1
BAR20x71BAR2
APP10xC1コンタクト
APP20xC2ビデオ電話
APP30xC3カメラ
APP40xC5録音
APP50xC8バックライト
VOL-U0x77Volume Up JASJARでは下記の設定が必要
VOL-D0x78Volume Down JASJARでは下記の設定が必要

 JASJARでVolume Up/DownをCodeに使用する場合、設定のタブで"Enable Volume key convert"にチェックする必要があります。





19 バックアップINDEX

 これまで説明してきたように、PQzIIでは様々な設定があるので、ハードリセットしてデバイスの環境を整える場合など、改めて全ての設定を入力し直すのは大変な手間となります。
 設定内容はレジストリと各種iniファイルとに記録されております。

●レジストリ
 PQzIIのレジストリは
  [HKEY_CURRENT_USER\Software\Gzh\PQzII]
に記録されます。
 TREなどのレジストリエディタで、このレジストリをファイルに保存しておき、ハードリセット後にこのファイルを読み込めば設定を復活させることができます。

●iniファイル
 PQzIIは
 "\PQzII\Def"
のフォルダ内に複数のiniファイルを作成します。(
1 インストール参照)
この全てのiniファイルをバックアップしておき、ハードリセット後にこのファイルをコピーすれば設定を復活させることができます。


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作成:2006年06年08日

更新:2006年06月19日






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